体調的にリワークの利用が不安な皆さまへ 〜まずは通所を目標にするだけでもOK〜

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リワークの利用を検討されている方の中には「毎日通えるかどうか不安…」という方も少なくないでしょう。施設によって支援の方針が違うため、受け入れのタイミングや条件は様々ですが、今回の記事ではリヴァトレの方針や、体調に不安がある状態から利用される際の取り組み方について、事例を交えてご紹介します。

リワークについて詳しく知りたいという方は、以下の記事をご確認ください。
(参考:リワークとは何?リワークの意味や効果、具体的な内容(利用料金や手続き)などについて

また、うつの発症から復帰までの段階や過ごし方のポイントについては、以下の記事をご確認ください。
(参考:うつ発症から復職まで「3つの段階フェーズと、その過ごし方のポイント」)

リワークの利用開始のタイミングについて

リワークによって方針が違うため、ここではリヴァトレの場合についてご紹介します。

ポイントは2点です。

  • 「復帰について、そろそろ準備したい」と思えているかどうか
  • リワークの利用について主治医が了承しているかどうか

 

疾病の症状が強く表れている時期は、療養に専念することが大切です。ある程度、症状が落ち着き、「復職や再就職に向けて準備を進めていこう」という気持ちが出てきて、主治医も賛成されていれば、リワークの利用を開始するタイミングかもしれません。

「体調や気分は落ち着いてきたけど、なかなか生活リズムが整わない」という方でも、「通所先がある」「予定がある」ということによりリズムが整っていくこともあります。復職や再就職について考えると気分が落ち込んでしまう方や、朝起きられないといった方の場合、はじめのうちは「他人との会話や外出に慣れる」「生活リズムを整える」といった比較的易しい目標を設定して利用されるのもおすすめです。

まずは、施設の説明を受けたり、見学をしたりしながら、利用できるくらい体調が回復しているかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。

リワークの利用開始時の事例紹介

過去にリヴァトレを利用し、少しずつ体調を整えていった方の事例をご紹介します。

プログラム見学から参加のAさん

遠方にお住まいのAさん。生活リズムが乱れていたこともあり、片道1時間以上の通所で消耗してしまい、体験利用中はプログラム終了まで集中力が続かないことに悩まれていました。そこで、スタッフと相談して「はじめのうちは通所できればOK」という現状に合わせた目標を設定し、プログラムには体調の良い時だけ参加することに。

1か月ほど、週2日だけ通所し、読書などの自習やプログラム見学に取り組んだところ、徐々に生活リズムが整い、体力も回復していきました。「通所さえできれば良しとしたことで、気が楽になり、前向きに取り組めた」とのこと。

2か月目以降は通所ペースを週3日に増やし、プログラムへも少しずつ参加するようにしていきました。利用開始から半年後には週5日、終日プログラムへ参加し、土日も生活リズムを保てるほどに回復されました。

体調的にリワークの利用が不安な皆さまへ 〜まずは通所を目標にするだけでもOK〜

オンラインから利用開始されたBさん

人と直接会うことや、電車に乗ることに抵抗のあったBさんは、まずオンラインでの利用を開始。プログラムに参加し、少しずつコミュニケーションをとることで他の利用者さんに慣れていきました。

職場への復帰後は、在宅勤務だけでなくオフィスへの出勤する必要もあるため、主治医やリヴァトレスタッフと相談の上、通所を試してみることに。初めは疲れ過ぎてしまうこともあったため、週に1日、午前中のみ通所することにしました。

他の利用者さんやスタッフとはあらかじめオンラインでやり取りをしていたため、あまり抵抗なく通所できたとのこと。少しずつセンターで過ごす時間を増やし、利用開始から3か月後には、復帰後の通勤を想定した週3日をセンターで過ごせるようになりました。

リヴァトレではこのように、一人ひとりの事情やコンディションに合わせた、段階的な目標や計画を設定して取り組めます。

ちなみにAさんもBさんも、今では無事に復帰され、それぞれの職場で活躍されています(2021年4月現在)。

※オンライン利用については、お住まいの自治体によって利用可否の条件が異なります。ご希望の方は事前に利用希望のセンターまでお問合せください。

※リヴァトレでは利用頻度や参加プログラムをご自身で決めることができるため、「既に生活リズムは整っている」「復帰に向けて負荷をかけていきたい」という方は、はじめから週5日終日プログラムへ参加いただけます。

ご利用を検討中の方へ

冒頭でもお伝えしたように、利用を始める際の条件は施設によって様々です。

リワークの利用にあたっては「その施設で復帰に向けて前向きに取り組めそうかどうか」も大事だと思います。そのためリヴァトレでは、無理なく、ご自分にあったペースで取り組んでいただくべく、個々人の事情やコンディションに合わせて、通所ペースや利用方法を一緒に検討できるように運営しています。

もし不明な点や気になる点があれば、お気軽に施設説明会にご参加ください。

また、一人で復帰について考えていると、不安などが先に立って、なかなか前向きになれないかもしれません。そんな場合はまず、リワークの利用を検討していることを、主治医や信頼できる身近な方に相談してみてはいかがでしょうか。

(参考:リワークとは何?リワークの意味や効果、具体的な内容(利用料金や手続き)などについて

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この記事を書いた人
福井 宏昌 株式会社リヴァ

株式会社リヴァ 復職/再就職コーディネーター
大手電子部品メーカーの営業を5年経験し、職場にあまり幸せそうな人がいないことに疑問を感じ退職。その後ヨーロッパを中心に海外を半年ほど放浪。旅先で出会ったパンクスに影響を受け、社会活動に関心を持つ。リヴァへ入社後は生活訓練・就労移行支援の両方を経験。
現在はリヴァトレ御茶ノ水のセンター長として、「自分らしく生きる」ことを見つけ、踏み出すためのサポートを行っている。

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