【うつ体験談】「認められたい自分」から「他人を認められる自分」へ-30代男性(2/2)

8,576 views

リヴァトレ市ヶ谷に通い、再就職された30代男性Wさんにお話しを伺いました。

前半の記事はこちらから

ある利用者との出会いから
ありのままを認められるように

「今月を振り返り、来月の行動を宣言する利用進捗報告会」というプログラムでのことです。

ある利用者さん(以下、Mさん)が「私は人前で話すのが苦手なので、来月は全体発表(プログラム中に行う人前での発表)に挑戦します」と宣言されたんです。

Mさんは元々積極的に発言をする人ではなかっただけに、自身の弱点を認めた上で勇気をもって口にされたその言葉は、私の心に強く残りました。

そして翌月、宣言通りに人前での発表に挑戦されているMさんを見て、私は「Mさん、ちゃんと行動に移していてすごい」と伝えました。

それからしばらくしてMさんが卒業される時、私に「あの一言が支えになりました。見てくれる人がいるっていうのがありがたくて、嬉しかった」と言ってくださったんです。

「自分が言った何気ない一言でも、誰かの力になることがあるんだ!」と嬉しく思ったのと同時に、「人が変化できること」を心から信じられるようになりました。

また、「自分を認めてほしい。という思いに執着してもがくよりも、他人に関心を持ち、その成功を応援する方が、自分の幸せにもつながるのではないか…」という考えも浮かびましたね。

この出来事がきっかけで、相手にポジティブなメッセージを送れるようになり、自分に対しても「自分はこういう良いところもあれば、こういう悪いところもあるな」と評価できるようになりました。

出来ない自分も、少しづつ認められるようになったと思います。

あれだけ抵抗を感じていた「うつ経験者であること」も、受け入れられるようになりました。

人は一人では生きていけないことを実感
新しい職場では「淡々と」過ごしたい

リヴァトレは「苦しみながらも、歯を食いしばり、前向きに頑張っている人」がたくさん利用されていました。

そんな人たちと時間を共有することで「苦しいのは自分だけじゃないんだ」と知り、自分のことを客観的に見つめ直すことができたと思います。

昔は許せなかったグチも、いまでは「時には必要」だと考えるようになりました。

信頼できるリヴァトレの仲間と月に1回、“心のデトックス”と称して、喫茶店でお互いの心のモヤモヤを吐き出し合っているんです。「人は一人では生きていけないんだな」と、心から実感しています。

新しい職場ではリヴァトレでの経験を糧にして、「淡々と」を意識して過ごしていきたいです。

仕事ばかりに目を向けず、自分の体調も観察して、調子が悪くなったら心のデトックスをしたり、リヴァトレで身に着けたストレス対処を実践してみたり。

自分を大切にしながら過ごしていきたいですね。

まずは無料パンフレットをご覧ください

リヴァトレは、うつなどのメンタル不調でお悩みの方の復職・再就職をサポートするリワークサービスです。

復帰に向けて行う取り組みについて、無料パンフレットでわかりやすくご紹介しています。

まずはお気軽にお申込みください。

※実際の支援スタッフへのご相談、事業所のご見学はこちらから

資料請求

LINE公式アカウントでメンタル不調からの回復に役立つ限定情報配信中!

リヴァトレのLINE公式アカウントでは、現在休職・離職されている方に向けて、月に数回ほど登録者限定の情報を発信しています。

  • LINE登録者限定Youtube動画「脱うつに役立つプログラム『CBGTメンテナンス』をやってみよう」をプレゼント中
  • リヴァトレ主催のイベントをご案内
  • メンタル不調からの回復に役立つ情報発信

少しでもご興味がある方は、ぜひ下記バナーをクリックして友だち追加してくださいね。

LINE公式アカウント登録

この記事をシェアする
この記事を書いた人
北口 ひとみ 元リヴァスタッフ

大阪出身。上京後はWEBディレクターを経て、リヴァへ入社。支援職をする傍らリヴァマガの運用管理に携わる。大阪移住を決意しリヴァを卒業。元リヴァ社員として退職後も執筆を継続。

トップ
トップ