【うつ体験談】「うつ」は私にとって“転機”でした。-40代 女性(後編)

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焦りと不安の中で目指した再就職
同じ思い抱える仲間の存在が励みに

私がリヴァトレを利用したのは、再就職が決まるまでの約1年3か月です。最後の頃は、気分の落ち込みやパニック、死にたいと思うことなどは全くありませんでした。その代わり、「早く働きたい」という思いが募っていて、「私はPRの仕事に戻れるのだろうか」という不安感に襲われてばかりいました。
その仕事に就くためにお金や時間を費やして留学したわけですし、どうしてもこだわりを捨てられなかったんです。ただ、職種を絞り込んだ分だけ、就職活動は難しかったですね。

リヴァトレを利用してみて気づいたことですが、私は人との繋がりを持っていた方が、心身のコンディションが安定するタイプみたいです。一人ぼっちで何かをするより、人と接する中で学んだり、成長したりする。そんな自分にとって、利用者同士が一緒にプログラムに取り組むリヴァの支援スタイルは、すごく合っていたと思いますね。

精神疾患で仕事を離れてしまったことは正直、自分にとって大きな“敗北”でした。長年にわたって積み上げてきたものが一気に崩れ去ってしまった…そんな思いでしたね。でもリヴァトレに行ったら、私と同じような思いを抱えながら頑張っている人が何人もいて、おかげで私も「頑張んなきゃ」っていう気持ちが湧いてきました。そのことはすごくよかったと思います。やはり精神疾患を患った者同士でなければ、分かり合えないこともありますから。



うつ病は一つの転機
ネガティヴな感情も大事に

再就職を果たしてからは、仕事と並行して、アレルギー疾患の患者さんたちを支えるNPOの活動への協力にも取り組んでいます。なかなか治すことが難しいこの病気は「悪くなっても落ち込まないようなマインドを持つこと」も重要だと考えているんです。そうした視点から患者同士が支え合える“リヴァトレのようなコミュニティ”がないかと探していて、とても近い考えを持つ団体に巡り会うことができました。

そのNPOでは当事者とそのご家族が集まって話すイベントを実施したり、インターネットで情報を発信したりしていますが、私も裏方としてサポートをしています。 うつ病をはじめとする精神疾患もアレルギーのような慢性疾患も、自分が渦中にいる時は「こんな状況はイヤだ」「悲しい」と考えるでしょう。それは当然のことだし、否定しなくていいと思うんです。もしつらいと思うならその瞬間の気持ちも大事にして、そのまま受け入れればいい。無理に前向きに考えようとしても、余計苦しいですからね。私はいまも自分が病気を抱えたことを完全には前向きに捉えられていません。

でも、当初の「敗北だった」という気持ちは多少薄れ、「ひとつの転機だった」と感じるようになりました。いつか「あの経験をしてよかった」という風に捉えられる時期がくるかもしれないし、また何年かしたら、違う気持ちになっているかもしれない。その時々の気持ちを大切にして生きていたいと思っています。

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この記事を書いた人
野村 京平 株式会社あどアシスト コピーライター

1977年三重県生まれ。銀行→広告会社→うつ(リヴァトレ利用)→広告制作会社(現在)。消費者のためになった広告コンクール、新聞広告賞、宣伝会議賞等を受賞。一児の父。

Web:https://www.ad-assist.co.jp/

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