こんにちは、リヴァ代表の伊藤です。
さて皆さんは、このマンガをご覧になったことがありますか?
当社Webサイトの「サービス紹介」で使用してきた、リヴァトレの体験利用の様子を描いたマンガですが、これ実はスタッフの森田が描いたものなんです。
リヴァには、かねて利用者さんから「うつなどで体調がつらいときに、文字ばかりのWebサイトではつらい」という声が寄せられていました。
そこで2015年のサイトリニューアルの際、森田に頼んで描いてもらったのがこのマンガでした。
イラストなどの勉強を一切していないのに、ここまで描けるなんてすごいなと感心したものです。
「分かりやすい」とご好評をいただいていたので、17年のサイトリニューアル時も継続して掲載することにしました。
マンガ家さんとの出会いを機に
「体験マンガ」もリニューアル
昨年、リヴァマガで「松浦さんの双極ライフ」の連載をスタートするにあたり、マンガ家ののんた丸孝さんに作画を担当していただきました。
その出来栄えが素晴らしかったため、スタッフから「体験マンガもリニューアルをお願いしてはどうか」という意見が上がったのです。
森田がせっかく描いてくれたマンガを差し替えるのは少し心が痛みました。
しかし、リヴァトレを利用していただけるかもしれない皆さんに体験の様子をよりよく理解していただくためですから、仕方ありません。
従来のものをベースに、のんた丸さんに制作をお願いしました。
そして上がってきたラフ案がこれです。
いやー、さすがプロですね。ラフ案の段階で、もうこのクオリティです。
これに対して、リヴァトレ各センター長を中心とするメンバーでに気になるところをまとめて、修正をお願いしました。
「のんた丸さんには申し訳ないなー」と思いながらも、よりリヴァトレ体験の様子を忠実に表現できるよう、細々としたリクエストを書き込んでいきました。
これを受けて、仕上げていただいたものが下の完成版です。
いかがでしょうか?私としては、おかげさまでいい感じに出来上がったと満足しています。
実際に見て、聞いて、感じてほしい
いい意味でイメージを裏切る「リヴァトレ」
健康な人であっても、初めて利用するお店などに入るのは緊張するし、勇気もいりますよね。
まして心身のコンディションが万全でない方にとって、あまり馴染みのない「復職・再就職の支援センター」へ問合せをするには、私たちが想像するよりも大きな覚悟がいることでしょう。
でも、一度センターの雰囲気やプログラムを体験してもらうことができれば、同じような悩みや課題を抱えた人たちと一緒に復帰を目指せる場所であることなど、たくさんの良さを理解していただけると自負しています。
初めてリヴァトレセンターを見学されて「誰が利用者(うつを抱えた人)でスタッフか分からない」と仰る方は少なくありません。
「精神疾患を患う人が集まる施設」に対する先入観から暗くどんよりしたイメージを持たれがちですが、プログラムによっては積極的な意見が飛び交い、時には笑いまで生まれるのです。
体験や見学を通じて、ぜひそうしたリヴァトレの真の姿をご自身の目や耳で確かめていただきたいと思います。
今回リニューアルした体験マンガがその一助となることを願っています。