テーマは「双極性障害×自分らしい働き方」。当事者スタッフ松浦による講演会&ワークショップを開催しました(3/28)

4,740 views

こんにちは。リヴァトレ事業部の土屋です。

リヴァトレ品川では3月28日に、弊社スタッフ松浦秀俊による講演会&ワークショップを開催しました。

今回はその模様についてレポートさせていただきます!

…と、その前に松浦について簡単にご紹介します。

松浦秀俊(まつうら ひでとし) リヴァトレ利用者第1号。 精神保健福祉士、産業カウンセラーの資格を保有。 リヴァトレで支援員として働き、今年で8年目に突入(休職無し)。 双極性障害Ⅱ型当事者としての経験を活かしながら、プログラム進行や面談対応などを担当。 また、弊社Webサイトにて自身が体験してきた“双極性障害の日常や仕事でのあるある”を漫画とコラムで表現した「松浦さんの双極ライフ」も連載中。

では、少し前置きが長くなりましたが、ここから本題に戻ります。

講演会&ワークショップの詳細

2月末から弊社Webサイトや松浦のTwitterで告知を行ったところ、平日開催にも関わらず、20名以上の方から参加希望の連絡を頂きました。

残念ながらお仕事の都合などで欠席された方もいらっしゃいましたが、当日は17名の方が参加。

参加された方は双極性障害の当事者や支援員の方などでした。

当日の流れ

①導入・スタッフ自己紹介 ②アイスブレイク ③リヴァトレの説明「リワーク・就労移行支援とは?」 ④松浦の講演 ⑤ワークショップ

アイスブレイク

スタッフの自己紹介の後、まずは同じテーブルの方とお名前&参加の理由をシェアし合うアイスブレイクにより、互いの緊張をほぐしました。

人見知りの私は自己紹介などがかなり苦手で「盛り上がるかな?」と不安だったのですが、参加いただいた皆さんは初対面とは思えないくらいに和気あいあいとした雰囲気。

大いに盛り上がって、すぐに一体感が生まれました。

リワーク・就労移行支援とは?

前半では、リヴァトレ品川センター長の外松から弊社のビジョンや事業の紹介、それにリワークや就労移行支援に関する説明が行われました。

支援機関や福祉制度に関する話では、一般的には馴染みのない用語もたくさん出てくるのですが、皆さん集中力を切らせることなく、熱心に聞いてくださっていました。

講演:「双極性障害×自分らしい働き方」とは?

後半では、双極性障害Ⅱ型当事者としての経験や、体調を維持するためのポイントなどについて松浦がお話ししました。

参加者の皆さんは、「気分の上がりを抑制すること」や「気分が落ちた時にでも取り組むことができる仕事を把握しておくこと」など、働きながら体調をコントロールするためのヒントが得られたのではないでしょうか。

ワークショップ:自分にとって“良い影響がありそうなもの”を探る

ワークショップでは「リソースマップ」を作成し、テーブルでのシェアを行いました。

リソースマップとは:各人と社会資源(家族や友人知人、好きなもの、仕事、医療・福祉機関)との相関関係を円や関係線により図式化したモノ。現在の自分の環境的な強みや問題を把握するのに活用出来ます。

私も改めてリソースマップを書いてみましたが、前職で知り合った方々や、地元や大学時代の友人など、過去に関係が深かった人たちとは少し疎遠になっていることを感じました。

そして「年賀状以外のやり取りもしてみようかなー」と思いを巡らせました。

さいごに

講演会&ワークショップにお越しいただいた皆さま、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。

また、ご興味を持っていただいた皆さまも今後機会があればぜひご参加ください。

リヴァトレ品川ではこれからもこのようなイベントを企画していきたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

今後のイベント情報

◆ 5/22(水)開催:プログラム体験会@リヴァトレ品川

◆ 6/1(土)開催:就職/復職サポート説明&相談会@リヴァトレ市ヶ谷

◆ 6/1(土)開催:就職/復職サポート説明&相談会@リヴァトレ仙台

※ イベント名をクリックすると、詳細が表示されます。

その他、リヴァトレセンターにて開催しているイベントはこちらからご確認ください。
トップ
トップ