リヴァBiz利用者インタビューVOL.23:Dさん「以前よりも積極的に自分から発言できるようになってきた」

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産業医(人事)から紹介をされたときの印象は?

休職後、最初の産業医面談だったが、まず最初に思ったのは「行きたいな」という素直な気持ちだった。これまでリワークという用語は聞いたことがあったが詳しく知らなかったし、実際にそういった施設があることも知らなかった。

休職から1年2か月経過していたこともあり、早く復職したいとは思っていたが、それと同時に、いきなり職場復帰するのはハードルが高いと少し不安に思っていたので、復職へ向けて試すことができる場所があるのはよいなと思った。

どんなことを取り組んだのか?

古い考えなのかもしれずちょっと恥ずかしいですが、「仕事中は仕事に集中すべき」と思っていたので、休憩してコーヒーを飲む、身体を伸ばすなどやったことがなかった。最初は抵抗感があったが、実際やってみたら何でもない普通のことで、気持ちも身体もスッキリとし、なんでこんなことができなかったんだろうと思った。また、プログラムに参加し、他の利用者の方から感想やフィードバックを貰うことで気づきがあり、自分でも取り入れてみたいと思ったものは実際に試すなどチャレンジしてみた。

プログラムで最も効果を感じたのはアサーション。他の利用者の方からアドバイスもあり、自分の感情を伝えつつロールプレイングしてみると、自分の気持ちが楽になったことが大きな気づき。休職前の自分はハッキリ言わないことが多かったので、相手の立場からすると、自分でなんとかするんでしょうと思われていたのかもしれない。

リヴァBizを利用したことで得られた変化は?

まだ分からない未来のことに対して、悩んでも仕方がないという考え方が持てるようになった。これまでは、勝手に悩んだり、この人怒っているのではと思ってしまう傾向があった。自己分析プログラムを受講したり、面談で何度かフィードバックを受ける中で、少しずつ自分の中の考えが変化するようになってきた。また行動面では、分からないことや疑問に思ったことなど、プログラムの中で感じたモヤモヤをなるべく残さないようにと思い、以前よりも積極的に自分から発言できるようになってきた。復職後もモヤモヤを残さないように心がけたいと思う。

私生活面では、ヨガで学んだ呼吸法や、朝起きてから5~10分間のストレッチを取り入れている。復職後も無理なく続けていきたい。

休職者へのアドバイスは?

復職を焦っている人がいたとしたら、本当に大丈夫ですか?と問いかけたい。可能であればリワークへ通うことをお勧めしたい。恐らく多くの方が、これまで自分のことを振り返ったりすることがなかったと思うので、そのような時間を過ごせるのは貴重だと思うし、それをやってからでも復職は遅くはないと思う。自分自身について気づいてない部分がたくさんあるはず。

私はリヴァBizを利用し始めたばかりの頃は、週2日半日からゆっくり始めていった。リヴァBizではそれぞれの目標があるので、自分の目標を決めて、焦らずに利用すればいいと思う。

休職者が利用したいと思えるような人事や産業医からの声かけは?

私は、産業医からこれから先の人生で、リヴァの時間はとても貴重になると思う」と言われたことが響いた。会社からの声がけとしては、「焦っているんだったら、焦らなくていいですよ」と言って欲しいし、「それよりもリワークを受けた方が必ず気づけるものがありますよ」と言って頂けると安心する。

また、これまでの利用人数やどんな方がどのくらいの期間利用して復職しているのかなど具体的な数値実績が分かるとより安心できると思う。

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