リヴァBiz利用者インタビューVOL.13:Cさん「いまは動ける感覚がある」

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産業医(人事)から紹介をされたときの印象は?

東京都などのリワーク施設を自分で調べて行くように言われていたが、都の施設は利用人数も多く、進んで行く気になれなかった。

今回は会社の提携のリワーク施設ということで安心感があり、見学をさせてもらった。会社からも近く、清潔感がある建物で、かつ少人数(スタッフ1名に対し利用者が3名くらいまでが少人数な印象)だったので、わりといい印象であった。やはり清潔感があり少人数制、というのは魅力的だと感じた。

どんなことを取り組んだのか?

生活リズムを整えることビジネス的なプログラムに加えて、アサーション認知行動療法コーピングシート(自分の対処法をまとめる)等のプログラムを受講した。しかしながら、いまいち効果を実感できなかった。他の参加者は、「心理系プログラムはとても役に立っている」と仰っていたが、自分には正直どれもこれもしっくりこなかった。

しかし、グループワーク中心のプログラムで、他の参加者の言葉は役にたったと感じている

 

「およそ不幸なことは、不幸が起こる前にそれに対して不安になって不幸を味わっていることだ」

 

このことを意識してからは、以前まで感じていた「物事が起こる前の不安やドキドキ」が減っていった。

 

リヴァBizを利用したことで得られた変化は?

もともと引きこもりがちで、Bizに通っていなかったら「家から出る」ということが大変だったと思う。通う前は週に2回ほどの食事の買い出ししか外出をしていなかったが、Bizに通って週2〜3回の通勤訓練ができた。また、復職に前向きになれたとも思う。1年前の産業医面談で話すまでは復職をあまり意識しておらず、会社を辞めてゆっくりと過ごそうかなとも思っていた。

しかし、リヴァBizという施設を知り、会社が復職をバックアップしてくれていることを知った。復職してもしなくても、このまま週2回くらいしか外出できない状態では良くないなと感じていたので、普通に外出したり、外出した後も具合悪くなってしまわないような「普通な」行動が取れたらいいなと思った。いまは動ける感覚がある。身体が軽くなった感じがする。身体がおっくうなことはあるが「仕事に行こう」と思えば動けそう。

休職者が利用したいと思えるような人事や産業医からの声かけは?

産業医からリワーク施設を紹介されて、復職するまでの段取りが整っているのが大きかった。保健師さんが施設と連絡を取ってくれて、色々な段取りが済んでいて、自分は行くだけでよかった。自分が行動を起こさなくても道が整っていたので行きやすかった。

自宅療養で、週1〜2回しか外出できない状態からの復職は、厳しい。1回目の復職では一人リワークのように過ごしていた。朝9時に外出してカフェで過ごし、10時になったら図書館に行って読書などをして5時まで過ごす、といった生活を続けた。生活習慣表をつけて主治医にも提出し復職したが再休職してしまった。

今回は休職期限の1年前に産業医から声掛けをいただき、「すぐの利用でなくてもいいから考えてみて」とBizを紹介された。その時は体力が全く整っておらず、体力が回復してから通おうかと思っていた。あと半年ですよ、というタイミングだと難しいので、復職まであと1年、というところで声掛けしてもらえたことが良かった。また、リワーク施設を自分で探すというより、道が作ってあることが良かった。

「リワーク」については、休職開始直後に言われても、リワークするくらいなら直接働いた方が良いのでは、と思ってしまうので、休職して少し時間が経ち気持ちもカラダも休めた時期に、産業医や人事から「リワーク利用」の声かけをしてもらった方がリワークの利用を前向きに考えられると思う。

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