こんにちは。スタッフの高階です。
株式会社リヴァの設立10周年を記念して制作を開始した「社史漫画」。今回ご紹介する第4話では、当社が展開する福祉事業所向け業務効率化システム「ラシクラ」を開発し、支えてきたスタッフの姿を描いています。ラシクラは、自社サービス「リヴァトレ」で活用するとともに、社外のお客様にもご利用いただき、現場の皆さまの声を聞きながらブラッシュアップを重ねてきたシステムです。
システムを通じてより良いサービス提供に貢献したい、そのために自分たちもより良いチームを目指したい。そんなアツいスタッフたちの奮闘ぶりを、どうぞお読みください。
目次
漫画本編
※社史の漫画化にあたって、実際の出来事を脚色して描いています
解説 ―リヴァ代表・伊藤
当時は珍しいリモートワーク 時代に先駆けて実践
資金力の乏しかった会社の立ち上げ当初、かつて私が一緒に働いていたこともある友人のエンジニア・下川さんにネットワークやサーバー周りのセッティングなどを無償で手伝ってもらっていました。彼は幅広いスキルだけでなく、場面に応じた柔軟な対応力も併せ持つ優秀な人材だったので、リヴァが軌道に乗った時には「一緒に働こう」と声をかけることに。ただ、設立して間もない当社では、当時下川さんが所属先で得ていたような報酬を支払うことはできませんでした。そのことをお伝えしたところ、九州にある実家で暮らしながらリモートワークで働くことを申し出てくれたので、喜んでOKを出しました。
その後、下川さんはラシクラの構築だけでなく、会社の成長に合わせたシステム面での刷新を担ってくれています。リヴァを支え続けてくれている彼には、心から感謝しています。
様々な経験を通して スタッフも成長する事業部
ラシクラ事業部では、小規模ながらプロジェクトの管理や関係者間の調整、営業、サポートなど多岐にわたる経験を積むことができます。リヴァでは当時、新卒採用で「事業を創る人材」を求めていましたが、そのための力を身に付けるにはどれも欠かせない経験です。
菅野さんは2018年に新卒で入社し、ラシクラ事業部に配属となりました。最初は知識や経験の不足により、お客さまからお叱りを受けることもありましたし、周りの顔色ばかりうかがい、モノゴトがあまり進まない時期もありました。それでも持ち前の負けず嫌いな性格を活かし、急成長を遂げてきたと思います。今ではお客さんからも厚い信頼を勝ち取る一方で、エンジニアとの関わり方も大きく変わり、何でも言い合える関係にまでなりました。また、後輩の育成にも取り組みつつ、新しい事業にもチャレンジをしています。立場が人を育てるとはいいますが、今や菅野さんはとても頼もしい存在になっています。
解説 ―スタッフ・菅野
うまくいかない経験が育てた サービスやチームへの情熱
現在(2021年10月)は社会人4年目でラシクラ事業部長を務めている私ですが、実は入社直後の1年目にも大規模改修のプロジェクトリーダーや事業部長に挑戦していました。しかし、思うように指揮を執ることができず、数か月で辞退を申し出ることに…。
当時は「肩書きへの憧れ」や「自分の実力を試したい」という自分本位な考えや感情が動機の多くを占めており、周囲の信頼を得ることができなかったのだと思います。元々IT分野への知見が浅いという不安も相まって、自信を持てないまま2年目を迎えました。ただ、負けず嫌いなものですから、「目の前のユーザーに貢献することだけを考えよう」と心に決め、サポートや営業などの業務に没頭するように。
そして迎えた社会人3年目の春、初めての後輩である高階さんが入社。業務のレクチャーを行う中で「私はラシクラに対して、こんなに情熱があったんだ」と驚いたことを覚えています。積み重ねた時間が「過去の失敗」や「不安」を吹き飛ばすほどの熱量を生み出していたんですね。同時に、ユーザー第一でサービスに関わってくれている他のメンバーの想いも大事にしたいと思うようになりました。
そうして「それぞれの立場に寄り添ったうえで、決断できるリーダーになる」「リーダーが完璧じゃないからこそ、補完し合いたいと思えるチームを作る」という目標を見つけたことで、改めて「事業部長に挑戦する」という決断をし、今日も楽しみながら働くことができています。
狭間 創(はざま・つくる/漫画家)
三度の飯と漫画が好き。前職はデザイナー。 リヴァの社史を面白おかしく読めるよう、真面目にふざけて描きます。マンガ広告の制作なども手がけていますので、お気軽にお問い合わせください。 これまでに制作した作品の一部と問い合わせ先はこちらでご覧いただけます。
https://hazama-tukuru.tumblr.com/
新しいことにも果敢に挑み、より良いサービスを目指していく。リヴァのスタッフとして今後も大事にしたい姿勢です。
今回登場したラシクラ事業部は、編集担当の私(高階)の所属部署でもあります。サービスに情熱を持つメンバーの一人として、編集作業にも思わず熱が入ってしまいました(笑)。楽しんでお読みいただけましたら幸いです。次回の社史漫画もどうぞお楽しみに。
★これまでに公開した漫画はこちらからご覧いただけます。
第1話 リヴァ設立
第2話 リヴァトレサービス開始
第3話 サービスの進化