双極性障害と仕事。自分らしい働き方とは?【松浦秀俊/自己紹介編】

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リヴァマガでは、はじめまして。

リヴァの広報と支援員(リヴァトレ品川)を担当している松浦です。

今回から月に1本のペースで「双極性障害の当事者」という視点で記事を書いていきます。初回ということで、まずは自己紹介をつらつらと綴ってみたいと思います。

まず、私とリヴァの関わりについて。

私はかつて、障害のある方の就労支援をする会社でWEB・広報担当をしていました。その時の上司が現在のリヴァ代表・伊藤、人事を担当していたのが同じくリヴァ役員の青木でした。

前職に就いて1度目の休職をする前、青木と面談する中で、私は初めて双極性障害の可能性を指摘されます。それを機に、主治医に自分の「軽躁」と思われる時期のことについて話したところ、正式に「双極性障害Ⅱ型」と診断されました。

その後は病気に対処しきれず、退職することになりましたが、同時に伊藤から「精神疾患の人の社会復帰を支援する施設を始めるから利用してみないか?」と勧められました。

そうして2011年6月、私はリヴァトレ(当時はオムソーリ)の利用者第一号となったのです。

リヴァトレ(当時はオムソーリ)の
利用者当時の私

2012年2月には「元利用者」として初のスタッフとなり、現在で勤続7年目。

リヴァトレで対処法を学んだこともあり、気分の波はあっても休職にいたることなく、無事にやってこれています。

「双極性障害の当事者で、企業に勤め続けている自分の経験は、同じ病気を抱える人に参考にしてもらえるかもしれない」、「どうやって働いているか、対処しているかという情報を役立ててもらえるのではないだろうか」。

支援の現場を中心に、様々な場で多くの当事者の方と関わる中で、こんな想いも生まれてきました。

そこで昨年末からは「双極性障害で勤めびと」として、プライベートでもSNSなどを通じた情報発信に取り組んでいます。

このリヴァマガは、個人の活動と会社員としての松浦が合わさる、とても不思議な場となります。

ここでしか出来ない企画など、色々試していけたらと思っていますので、気長に見守ってもらえると嬉しいです。

それでは、リヴァマガの連載“双極性障害勤めびと松浦”の記事をよろしくお願いします。

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この記事を書いた人
松浦 秀俊 株式会社リヴァ リヴァトレ事業部

双極はたらくラボ編集長/公認心理師/精神保健福祉士

1982年島根県生まれ。21歳の時に双極性障害を発症。20代で転職3回休職4回を経て、リヴァの社会復帰サービスを利用。後に同社へ2012年に入社(現職での休職0回)。 一児の父。

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