2020新年のご挨拶「リヴァのいまとこれから」

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2020新年のご挨拶「リヴァのいまとこれから」

代表の伊藤です。新年あけましておめでとうございます。

早いもので、今年はリヴァを設立してから10年目となる、節目の年です。多くの方にお力添えを頂きながら、ここまでやって来ることができました。関わっていただいたすべての皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです!

リヴァが目指している組織のあり方

さて、私はかねて「組織は刺激がない状態が続くと不活性になっていく」と考えています。

世の中が目まぐるしく変化する現代においては、会社でも経営層だけが事業の方向性や基幹部分について考えるのではなく、スタッフ全員がそれぞれにアンテナを立て、自分のやりたいことにチャレンジし、パフォーマンスを発揮することが必要ではないでしょうか。それこそが世の中の変化に対応する術だと思いますし、何より「自分らしく生きるためのインフラをつくる」という弊社のビジョンを体現することにつながっていくでしょう。

こういった考えから、リヴァでは一人ひとりがチャレンジしやすい環境と企業風土を育んでいくことを目指しています。しかし、日々の業務に追われているとどうしても、やりたいことを考える時間が不足したり、社内に協力を求める機会さえ逃したりしがちです。

 

やりたいことへの一歩を踏み出すキッカケづくり

そこで昨年は「リヴァアイデアソン」と題して、各人が「何にアンテナを張って、どんな構想を持っているか」といったことを伝え合う“プレゼン大会”のような取り組みを実施してみました。発表する内容は「新規事業」「新サービス」「新プロジェクト」「職場環境の改善案」などです。

記念すべき第1回目は、会社の公休である土曜日の開催にも関わらず、20名近くのスタッフが参加しました。しかもそのうち、発表者がなんと7名も。都内に勤務するスタッフは30名程度ですので、参加者・発表者ともに予想を上回る人数であり、とても嬉しく思いました。

発表されたスライド(タイトル)と併せて、内容を簡単にご紹介します。

 

リヴァアイデアソン_01リヴァトレ仙台センター長の吉田は、今後35年における東北エリアでの展開について発表しました。このプレゼンは、本人にとっても頭の整理につながったようです。

 

続いて、千葉在住のスタッフである高根と馬場から、東京から少し離れた千葉エリアの利点の活用に関する提案がありました。

 

こちらは「伝統工芸×第二新卒」を切り口とした、新規事業に関する発表でした。発表者の菅野は、事業イメージをより具体なものにするため、昨年末に山形へ足を運んだようです。

 

こちらは今年大きく動き出せそうな、奈良県下北山村でのプロジェクト。プロジェクトリーダーの森田が、中長期的なビジョンについて話してくれました。

 

リヴァアイデアソン_05双極性障害の当事者でもあるスタッフの松浦は、自身が中心となって立ち上げようと考えているサービスの構想について語ってくれました。感動して泣いてしまう参加者もいるほど、素敵なプレゼンでした。

 

こちらは、福島県西会津町にあるゲストハウスとのコラボレーションのアイデアを“参加者らに求めるためのプレゼン”でした。企画は一人で抱え込むよりも、周りを巻き込むことで実現に近づくものですので、こういったカタチの発表も良いと思っています。

それぞれのアイデアがこれからどう育っていくか、とても楽しみです。

2020年も「変化を楽しみたい」

今年はこの記事でご紹介したもの以外にも、大きく進展しそうな取り組みをいくつか進めています。リヴァがどんな2020年を歩んでいくのか、私たち自身も非常に楽しみです。

新たな出会いを楽しみにしながら、今年一年も駆け抜けたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

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この記事を書いた人
伊藤 崇 株式会社リヴァ 代表取締役

1978年宮城県生まれ。大手システム会社でエンジニアとして勤務後、障害者就労支援会社に転職。多くのうつ病患者を生み出す企業や社会への疑問と関心から2010年8月にリヴァを設立、現在に至る。

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