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リヴァトレ

2018.01.16

自然の中で自分らしさを見つける –農作業プログラム–

こんにちは。リヴァトレスタッフの中島です。

今回はリヴァトレで実施している「農作業プログラム」についてご紹介します。

私たちは7年前から週1回のペースで、参加を希望する利用者さんとともに埼玉県入間市の協力農家さんのもとを訪れ、整地から種まき、収穫作業、管理作業をお手伝いさせていただいています。

また、協力農家さんのご厚意でお貸しいただいている約100平方メートル(約30坪、バレーボールコートの約半面程度)の畑を『RE:畑(リヴァタケ)』と命名し、利用者とスタッフで独自に作付け(作物を植付けること)、収穫作業を行っています。

協力農家『FAMFARM(ファムファーム)』さんのお手伝い

西武池袋線入間市駅からバスで約15分、茶畑の広がるのどかな景色のなかに広大な畑が広がっています。

協力農家『FAMFARM(ファムファーム)』園主・小島さんの畑です。
後継者がいなくなった農家さんから借り受けたり、譲り受けたりした5か所の畑で野菜の生産を始めて約10年。農薬や化学肥料は一切使用することなく、年間50品目以上の野菜をご家族4人で栽培されています。

もちろん、リヴァがお手伝いするのも商品化される作物の管理や作付けです。プログラム当日、小島さんから種まきや雑草取り、作物の収穫、選別や収穫後の畑の整理など、季節や天候に応じた作業内容の指示をいただきます。

一人では到底出来そうもない作業を、他の参加メンバーと協力してやり遂げることで、一体感を感じることにもつながります。

「体を動かしながら、周囲と積極的にコミュニケーションをとる人」「黙々と作業に没頭する人」等、参加のスタンスは人それぞれです。

自分たちで耕作、種まき、収穫を行う

機械化が進んでいる農業界ですが、私たちが実施する「RE:畑」では、手作業だけで作物を栽培しています。

自分たちの手で畑を耕し、四季折々に応じた野菜の種をまいて管理します。これまでにカブやニンジン、トウモロコシ、トマト、ダイコン、スイカ、イチゴなどの栽培に取り組んできました。

「無農薬」「無肥料」で自然の力を活かす

「RE:畑」では無農薬はもちろん、無肥料で作物を育てています。

薬や肥料に頼らず、枯葉や残渣を畑に還元することにより畑を循環させているのです。抜いた雑草も、畑に返すことによって立派な肥料に。それがやがて土中の虫や微生物のえさとなり、虫や小動物のフンや死骸が土を豊かにし、作物の栄養素となります。

このような循環をうまく作り上げることが安心、安全な野菜を作ることにつながると考えています。肥料に頼らない環境の下で育った作物は瑞々しく、甘みがとても強くなっています。この味こそが自然の味、野菜そのもののおいしさです。

収穫した作物は、参加された利用者の方にお持ち帰りいただくことも。自分たちで育てた野菜の味は格別です。

「農作業プログラム」を提供することの意味

農作業プログラムでは、自然に触れることでリフレッシュ効果が得られるのはもちろんのこと、人間が本来持っている力を再発見することができます。

「体を動かして適度な疲労感を感じることで、快適な睡眠ができるようになった」など、参加した皆さんから多くの感想が寄せられています。

以下は「利用者の声」から抜粋した「RE:畑」についての感想です。

自然の中で無心に田畑を耕すという体験は、想像以上に癒されるものでした。広い景色とゆったり流れる時間に身を任せていると本当に癒され、都会で生活している自分がいかに、時間に追われ、世間の価値観にしばられて生きてきたがわかり、自分の生活を見直すきっかけになりました。
<再就職 30代女性 うつ病>

「RE:畑プロジェクト」に4月から9月の収穫祭までどっぷりはまっていたことがリソースとしてかなり多くのものを得ました。野菜を育てるのはこんなにも苦労がかかり、収穫出来た時の喜びは忘れられません。
<再就職 40代男性 うつ病>

RE:畑の場所が素晴らしく解放感あり。リラックス、リフレッシュできる。抗えないことがあること、任せてもいいことがあることを知れる。植物の成長過程を見守るのが楽しい。自分が自然の一部なのだと実感できる。
<職場復帰 40代女性 不安障害>

「生活リズム、環境を整えていくこと」「日ごろのメンテナンスを怠らないこと」により、ご自身が本来持っている力を信じ、自然と発揮できるようになっていくと思います。

農作業プログラムを通じてぜひ、ご自身の在り方を見つめ直し、自分らしさを発揮できる場所を見つけていただきたいものです。

(中島)

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