【リワークプログラム】うつからの職場復帰 実際の仕事を想定した『ビジネスコンペ』

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こんにちは。リヴァトレ事業部の中川です。この記事では、リヴァトレで提供している「ビジネスコンペ」というプログラムについてご紹介します。

リワーク施設や再就職支援施設を利用してうつ病や双極性障害等からの社会復帰を目指す方の中には「体調も安定してきたし、慣れてもきたので、通常のプログラムではあまり負荷を感じなくなった。けれども、果たして職場でも同じように仕事ができるのか?」といった不安を感じる方が少なくありません。

確かに、利用者として過ごす施設と、実際に仕事をして成果が求められる職場とでは、感じるストレスの強さなどにギャップがあるでしょう。

利用者の方が社会復帰後にそうしたギャップに苦しまないよう、リヴァトレではある程度体調と生活リズムが整った方や、職場復帰が近い方に向けて「ビジネスコンペ」というプログラムを提供しています。

リヴァトレの「ビジネスコンペ」とは?

リヴァトレの「ビジネスコンペ」では、まず4センター(高田馬場御茶ノ水市ヶ谷品川)から希望者を募って、センターの垣根を超えた混合チームを組み、約1ヶ月間にわたって課題に取り組みます。

キックオフから2週間後に中間プレゼン、さらに2週間後に最終プレゼンを実施します。最後に振り返りを行い、結果だけではなく1ヶ月間取り組んできたプロセスも振り返ります。

「ビジネスコンペ」の流れ(約1ヶ月間 全4回)

1回目:キックオフ&プレゼンテーマ発表
2回目:中間プレゼン&質疑応答(キックオフから2週間後)
3回目:最終プレゼン&結果発表(中間プレゼンから2週間後)
4回目:振り返り(最終プレゼン翌日)

「ビジネスコンペ」に参加するメリットとは?

「ビジネスコンペ」に参加することで得られるメリットは、社会復帰(復職・再就職)後を意識した実践的な内容とストレス負荷がかかるため、実践力回復&向上に役立つということです。

中間・最終プレゼンともに、やや厳しい質問や指摘を受けることがあるため、会社のプロジェクトに近い負荷を感じることができます。また、職場復帰前の実践練習となり、リヴァトレと職場とのギャップを埋めることに役立ちます。つまり、擬似的に職場で起こりうるストレスや困難を経験できるということです。

次は、「ビジネスコンペ」に参加することで感じられる具体的なストレス負荷について紹介します。

負荷①:新しい環境(人)の中での人間関係構築

リヴァトレ4センター混合でチームが編成されるので、普段とは違う新しい環境(メンバー)の中で人間関係を構築する必要がある。また打ち合わせの日程調整など、臨機応変な対応が求められる。

負荷②:メンバーとの継続的なコミュニケーション

通常のプログラムでは2時間という枠内でチーム作業を行うのに対し、ビジネスコンペでは約1ヶ月間という期間でチーム作業を行うため、プログラム外でもチーム内の打ち合わせ等の継続的なコミュニケーションが必要となる。

負荷③:通常プログラムとの両立

職場復帰後は、仕事で並行タスクが想定される。ビジネスコンペも通常プログラムとの両立が求められるので、日々の作業量は増加する。

負荷④:厳しい質問や指摘

中間・最終プレゼンともにやや厳しい質問や指摘を受ける。審査員は、よりリアルなビジネスシーンに近づけるためにリヴァの役員(伊藤・青木)、外部の識者(テーマによる)が担当する。

負荷⑤:他チームとの競争

他チームとの競争なので、プレゼンの質の高さも求められる。そのため緊張感や責任感を感じる機会が増える。また結果発表では順位付けもされるため、勝敗による気持ちの揺れも感じる。

ストレス負荷に「対処」することの重要性

「ビジネスコンペ」で大事なことは、勝敗ではなく上記のようなストレス負荷を感じた際に「どう対処するのか?」ということです。

例えば、厳しい指摘やプレッシャーを受けたときにうまく対処することが、現時点でどのくらいできたのか。もし今は不十分だとしたら、今後はどんな工夫ができると良さそうか。参加者の方にはそのようなことに気づいていただき、自分の優れた部分の認識や課題克服に役立てていただきたい、と考えています。

「ビジネスコンペ」は、リヴァトレで実施されている他のプログラムで学んできたストレス対処法を試し、どのくらい身についているかを確認する機会でもあるのです。

おわりに

振り返りの回では、コンペの結果はもちろんのこと、チームメンバーに対してのコミュニケーションの取り方や、自分自身の課題に対しての取り組み方、業務遂行能力など、様々な観点でプロセスを振り返っていただきます。

そして、ストレス負荷に対処した経験や、困難を乗り越えたときの気づき、大変だったけれども最後までやり抜いたという自信を、社会復帰後、困難な状況に直面したときに活かしていただきたい、と考えています。

(中川)

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