学べるのは支援の仕事だけではない!新卒1年目からリヴァトレで働く面白さとは?

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リヴァは、新規事業の責任者や既存事業のリーダー候補となる人材を求め、「リヴァトレ事業部を配属先の一つとして、新卒採用活動を行っています。

そこで、2019年に「リヴァトレ仙台」を立ち上げ、事業責任者を務める吉田に「リヴァトレで働くことの面白さや、発展させる上で大切にしていることについて聞きました。

吉田淳史(よしだあつし)

リヴァトレ事業部東北地区事業責任者。大学卒業後、食品メーカーと宿泊業を経て、2013年にリヴァに中途入社。「休職中のメンタル不調者の復職をサポートするサービスが不足している」という地方の課題に着目し、19年4月に宮城県仙台市に「リヴァトレ仙台」を立ち上げ、100名以上の社会復帰に貢献する。

趣味である筋トレの魅力を伝えるべく、リヴァでは社内部活である「筋トレ部」を立ち上げ、盛り上げている。

心の健康に関する社会課題を解決!
リヴァトレってどんなサービス?

――そもそもリヴァトレとは、どのようなサービスなのでしょうか?

うつ病などのメンタル不調で休職・離職された方が、社会復帰ができるようサポートするサービスです。リヴァトレの利用者は支援施設(以下「センター」)に通い、生活習慣の改善やストレス対処法の取得、自己理解に繋がるプログラムや、スタッフとの定期的な面談を通じて、復職や再就職を目指します。

日本ではうつ病患者が100万人を超えています。人間関係や職場でのトラブルなど、原因は様々です。メンタル不調で仕事から離れると、焦って早く職場復帰を試みようとする方がいますが、再発し、また休むことになるケースも多々あります。私は、仕事から離れ、自由に活用できる時間が増えるからこそ、過去と現在を振り返り、今後の働き方や生き方を見直すチャンスであると考えています。この機会を休職者や離職者が有効に活かし、より自分らしいキャリアプランを模索し、安定した社会復帰ができるよう支援することこそが、リヴァトレの役割です。

――なるほど。支援をする上で、特に大切にしていることはありますか?

利用者が安心して過ごせる環境を作ることですね。復職後や再就職後にどのような状態になっていたいか考え、それを目指すためには、プログラムや面談の時にスタッフや他の利用者と本音で交流することや、新たなチャレンジをすることが大切です。しかし緊張感のある環境だと難しいため、安心できるような場作りがスタッフの重要な役割となります。

利用者は安心感のある環境で過ごしていると、自信を取り戻し、助け合いも徐々に活発になってくるのです。例えば、体験に来た方へのサポート。初めてなので緊張されている方が多いのですが、利用者が「私も最初はとても緊張したので分かります」などと、参加のハードルが低くなるような声掛けを積極的にしている様子が見られるんです。また、グループを組んで行うプログラムでも、体験に来た方が発言しやすいように工夫してコミュニケーションを図ってくれています。

利用者同士で自然と協力して活動している様子をみると、リヴァトレを利用し始めた時と比較したときの、彼らの変化に感銘を受けると同時に、「安心して行動できる環境が作れて良かった」と痛感しますね。

支援だけではない!
新卒入社後に挑戦できる業務とは?

――入社したらどのような業務に取り組めるのでしょうか?

入社1年目から実際にリヴァトレで支援業務に携わっていただきます。具体的には、プログラムの運営や、利用者との面談などが挙げられますね。利用開始から復帰までの過程を伴走していただくことで、利用者の変化や成長をより実感していただき、リヴァの支援スタンスを体得できると考えています。

――リヴァは「新規事業開発やリーダーを担える人材」を求めていますが、支援業務の中でスキルは得られるのでしょうか?

新規事業開発やリーダーを担うためには想像力が必要です。また、チームを束ねることになるため統率力も大切でしょう。それらの力が、リヴァトレで利用者のニーズを把握し、サポートをしていく過程で養われると考えています。

社会人歴も職種も様々な方がリヴァトレを利用し、各々異なる問題を抱えています。解決するためには、相手の言動にどのような意図が込められているのか考え、時にはニーズに合ったサポートを提案する必要があるのです。支援の経験を積んでいくと、利用者の状況を的確に捉えられるようになり、発想できるアイデアの質と量も向上し、相手に寄り添ったサポートができるようになります。

このような支援業務で得たスキルは、新規事業やチームの活性化に繋がるアイデアを生み出す発想力、チームメンバーに寄り添い、共に事業の発展を目指せるよう引っ張る統率力として存分に活かせるでしょう。

また望めば、入社1年目から支援以外の業務にもチャレンジができます。例えば、イベントの企画・運営や、集客のための広報といった他業務を主導したり、リヴァトレ事業部以外で行われるプロジェクトに参加し、チームマネジメントを学んだりと、様々な経験ができる環境です。

――支援だけではない多様な業務にチャレンジできるのですね。実際に両立している新卒入社スタッフはいますか?

例えば、入社3年目になる来迎は、1年目から広報を担い、SNSでの発信やオウンドメディア「リヴァマガ」に投稿する記事の作成に挑戦中です。社会全体にリヴァトレの価値をどのように伝えていくか考えながら支援業務を行っているため、目の前の利用者だけではなく、より広い視野を持って仕事に向き合えているのではないかと感じています。

――なるほど。ところで大学やインターンで福祉の勉強や実践をしてこなかった方でも、支障なくリヴァトレで働けるのでしょうか?

教育体制は整えられているので安心してください。最初は先輩スタッフの伴走の元、入社1年目までに習得してもらいたい支援業務に取り組んでもらいます。例えば、プログラムを運営する時も、いきなり実践していただくわけではありません。まずはプログラム体験と、先輩スタッフの運営補助や見学を通じて、理解を深めてもらいます。次に、利用者がいない状態でデモンストレーションを実施。先輩スタッフからフィードバックを受けるなどして、プログラムの運営に臨みます。

また、先輩スタッフの伴走だけでは補えない技術や専門知識は、社内研修「リヴァカレ」に参加し、学んでもらうことができます。このように着実に準備をしながら業務に臨めるため、安心して成長していただけるのではないでしょうか。

実際に用いられている支援業務学習リストの一部

また月1回、リヴァトレのリーダー(以下、「センター長」)と、2週間に1回程度、センター長以外の先輩スタッフと1対1で面談できる時間も設けています。日々の業務や今後チャレンジしてみたいことに関して相談してもらい、安心して働けるような環境づくりを心がけています。

――専門的に勉強や実践をしていなくても安心して働けそうですね。とはいえ、社会人経験が豊富な利用者も多いと思います。実務経験のない新卒で務めることに不安を覚える就活生もいるのでは?

支援は、個々の利用者のニーズによっても異なるため、社会人経験の有無によってスタッフの技量に大きな差になると私は考えていません。大事なのはスキルを身につけるために主体的に動くことです。新卒は社会人経験がないからこそ、先入観なく知識を吸収し技術を伸ばしやすいと思うので、積極的に学ぶ意識を持つことで、実力が伴ってくると考えています。

一方で、受け身になってしまいがちな方だと、比較的学べる量も少なくなってしまい、成長を感じられずに悩んでしまうこともあるかもしれません。

スタッフの想いを背負って働く!
吉田が描くリヴァトレの未来とは?

――吉田さんにとって、リヴァはどんな場所ですか?

スタッフ同士が尊重し合いながら働ける場所だと思っています。例えば、リヴァには「アイデアソン」という、やりたいと感じたことがあれば、社歴やポジションを問わず、気軽に提案ができる社内イベントがあります。その場で意見を否定されることはまずありません。対話を大事にしており、参加スタッフは提案の経緯を聴いた上で、実現可能性を高めるためにたくさんのアドバイスをしてくれます。

あとは、良い意味で「緩さ」があることでしょうか(笑)。例えば、3ヶ月に1度あるオンライン全社会の時、発表資料にクスクスと笑えるネタをしこんで場を和ませるスタッフがいますね。緊張感が生まれがちな会議でも、皆がリラックスして参加できるように心がけている方が多い印象を受けます。

――そのような環境で、吉田さんが働く上で大切にしていることは?

「当事者意識と責任を持つこと」を大切にしていますね。私は自らリヴァトレ仙台の立ち上げを提案し、たくさんのスタッフに支えてもらいながら、実現することができました。だからこそ「スタッフの想いも背負っている」という責任感を持って働いています。日々の支援業務に加えて、スタッフがモチベーション高く働けるようチームマネジメントを行うことや、産業医や他社と繋がりリヴァトレが提供できるサービスの質を向上させていくことなど、やるべきことは多いです。しかし動いた分だけ、自分らしく社会復帰をしていく利用者や、生き生きと様々な仕事に挑戦するスタッフの様子がたくさん見られ、やりがいを感じています。

――リヴァトレ仙台の今後の展望や、吉田さんがチャレンジしたいことを教えてください。

東北地方の中で、仙台以外の地域にもリヴァトレを広げたいと考えています。具体的には3年以内には福島に、将来的には東北全県に施設がある状態を作りたいですね。その際は各県の企業と連携して、就職先や職業体験の場を増やしたいです。

また、収益をスタッフのチャレンジに積極的に活用できるような体制を整えていきたい想いもあります。例えば、「東北でリヴァ初の飲食店を作りたい」、「漁師と関わるビジネスをやってみたい」というスタッフがいます。各々の想いが「自分らしく生きるためのインフラをつくる」というリヴァのビジョンに合っていて、ビジネスモデルがきちんと考えられていれば、積極的に投資して後押ししていきたいです。

――最後に就活生にメッセージをお願いします!

リヴァは若手のうちから裁量権のある業務に取り組むことができます。だからこそ、働く過程で困難にぶつかることもたくさんあるでしょう。しかし、そこから学びを得て挑戦をすることを楽しめる方は急速に成長できる環境です。チャレンジ精神旺盛な皆さんと働けることを楽しみにしています。

――ありがとうございました!

新卒採用を受けたい方へ

リヴァは「新規事業の立ち上げや既存事業のリーダーを担いたい!」と考えている新卒を募集しています!以下のどれか一つでも当てはまると思った方は、ぜひ一度お話ししませんか?

・柔軟性があって、新たなチャレンジを負担に感じずに楽しめる

・主体的に動きつつ、周りを巻き込む力を持っている

・責任ある仕事が任される環境を望み、粘り強く実現を目指せる

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この記事を書いた人
涌井 陽 株式会社リヴァ

株式会社リヴァ 2022年度入社
1998年生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、新卒でリヴァへ入社。LIVA MAGAのライターを担いながら、採用や経理業務に従事。好きなことは旅行やコーヒー、カメラ。

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