イベント概要
当事者以外にはなかなか伝わらない障害や病気を抱えての暮らし。 その日常を、イラストやコミックを通じて発信する人々がいます。 神保町ブックセンターでは、そうした人々を迎え、当事者としての彼らの話に耳を傾け、障害について共に考えるイベントを開催いたします。 第2回目のゲストは、双極性障害の抱えるイラストレーター・漫画家のまいさん。 社会人3年目の職場で違和感を覚えはじめて、双極性障害の診断を受けて休職。復職するも再び休職して会社を退社。休職中に日々の記録をマンガに描きはじめてSNSに投稿したことがきっかけで、本を出版しました。 対談相手は、うつ病などメンタル疾患の方の社会復帰支援を中心とする事業を展開している株式会社リヴァの中川洋さん。 現状の休職システムや復帰した際の職場環境などについて、まいさんと共に語っていただきます。 障害や病気を抱える人々とそうでない人々、双方にとってより働きやすい職場を作るにはどうすればよいのか、参加者の皆さんとともに考えながら企業と当事者の目線合わせの可能性を探ります。登壇者プロフィール
まい
1988年生まれ。2016年、3年目の職場で違和感を覚えはじめ、29歳の時に双極Ⅱ型障害と診断。2回の休職を経て、会社を退職。休職期間中に、日々の記録をマンガに描きはじめ、SNSにアップする。現在は寛解し、仕事をしながらマンガを描いている。
中川 洋(ナカガワ ヒロシ)
精神保健福祉士、産業カウンセラー。上京後新卒で入社した渋谷のベンチャー企業で営業を経験するも、仕事で心身を疲弊していく自身や同僚に疑問を感じ、「働く人のメンタルヘルス」に興味を持つ。退職して産業カウンセラーの資格を取得後、うつ病等の方への社会復帰支援を行う株式会社リヴァに入社(現職)。現在は支援施設のリヴァトレ高田馬場、センター長として、職場復帰支援(リワーク支援)に携わる。