脱うつ川柳

たくさんのご応募、ありがとうございました!

厳正な審査の結果、入賞作品が決定しましたので、発表いたします。

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大賞川柳
大賞川柳

大賞受賞者のコメント

コロナ禍となった昨年、自身の妊娠が発覚しました。望んでいた妊娠でしたが、何もかもが変わってしまったコロナ禍で我が子を無事に産み育てられるのかと悩みました。俯きながら歩いていると、逞しく路地方で咲く小さな花と出会いました。小さいながらに懸命に咲く姿は、まだ出会ってもいない我が子のようで、「どんな状況でも生きる力を信じよう」と勇気をもらいました。

入賞川柳1
入賞川柳

入賞者のコメント

私は辛いことや怒られて辛いとき、とにかくこの出来事を覚えておくようにしています。怒られることも、嫌みを言われることも、生きているからこそ思う感情なのです。それは面白いネタにもなり、考え方次第だとおもうのです。

入賞川柳2
入賞川柳

入賞者のコメント

入賞に選んでいただきありがとうございました。休養が必要なのに、休むことで更に自分を追い詰めてしまう苦しみがあることを知り、休養の必要性をポジティブな言葉に変換したいと考え作った作品です。休養は人生というレースからの離脱ではなく、むしろこれから続く人生のために自分を整備する重要な期間。この川柳でそのような考えを持てる方で出てこられたら嬉しいです。

入賞川柳3
入賞川柳

入賞者のコメント

誰しも自分が本当に苦しい立場にあるというのは気付きにくいものですし、たとえ気付けたとしてもそれを他人に伝えることは困難を要すると思います。だからこそ、まずは自分に対してSOSを発して自分を気遣ってあげることで多少なりともつらい状況にある自分をポジティブに捉えることが大事なのではないかなと思い、この川柳を発表致しました。

入賞川柳4
入賞川柳

入賞者のコメント

このたびは大変有意義な川柳コンテストを開催頂き、まことにありがとうございます。受賞させて頂きました作品に関しては、100の言葉より雄弁に、生きていくための知恵を語ってくれているとの想いを込めて発表させて頂きました。

入賞川柳5
入賞川柳

入賞者のコメント

素敵な賞に選んでいただきありがとうございます。人と比べずにありのままの自分を受け入れて生きていきたい気持ちを込めました。この川柳で少しでも多くの人の力になれたら嬉しいです。

一次選考通過作品はこちらからご確認になれます

総評

野村京平

審査委員長

コピーライター 野村京平

今回のテーマは「体調を崩し気味の時に、ちょっと気持ちが楽になる一句」というものでしたが、楽になれるかどうかは、川柳を目にした人の性格や置かれた状況でも異なるわけで、とても難しいお題だったと思います。そんな難しいお題に応えて受賞した川柳はいずれも、うつを患った経験のある自分としても納得できる、素晴らしい作品ばかりでした。中でも大賞に選ばれた作品は、落ち込んだ状態を決して強引ではなく、やさしく肯定してくれるもので、苦しんでいた頃の自分にも読ませてあげたいです。受賞者の皆さん、おめでとうございます!

野村京平

主催 株式会社リヴァ

代表取締役 伊藤崇

ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました!川柳コンテストは弊社にとってはじめての試みで、どれくらいご応募いただけるのか不安もありましたが、結果的には多くの方にご参加いただき3,006もの作品が集まりました。本当にうれしく思っております。素敵な作品が多く、読んでいて心が温かい気持ちになりました。まだまだコロナ禍が続いておりますが、この「#脱うつ川柳」を読むことで、少しでも気持ちを楽にしていただけたら幸いです。継続した企画にしていけたらと考えておりますので、今後も引き続きよろしくお願いいたします!