Interviews
新卒入社社員インタビュー


ムラカラ事業部
森田 沙耶
2014年入社
お茶の水女子大学 文教育学部

CAREER PATH
2014
法人事業部配属
営業担当として業務に従事。
2015
リヴァトレ事業部に異動。
「リヴァトレ東京」支援員として勤務。(2020年6月まで)
上記に加え、新卒採用チームリーダーを担当。
2017
「ムラカラプロジェクト」のリーダーを担当。
サービス化に向けて動く。
2020
新規事業「ムラカラ」を立ち上げ、正式にサービス提供を開始。
縁もゆかりもなかった人口900人の村でのチャレンジ。
その想定外のきっかけとは?


リヴァへの入社を決めた理由
大学では教育学を専攻していて、就職活動を始めたころは教育や介護業界を目指していました。ただ、具体的にどんな仕事をしたいのかが明確でなかったので、「自分はどうありたいのか」を自問自答する日々でした。
転機となったのは、アルバイトで塾講師をしていた際に教え子から聞いた「大人になっても楽しくなさそう」「子供のままでいたい」という声。私は「大人になれば責任も増えるけど自由も増えて、やりたいことができて楽しそう」と思っていたので、教え子とのギャップに驚きました。
何が子どもたちから「将来への希望」を奪っているのかを考えたところ、「周りにいる、疲れ切って楽しく働けていない大人の様子」が原因なのではないかという結論に至りました。それを踏まえ「生き生きと働く大人を増やせる仕事」を探していたとき、リヴァに出会ったんです。会社説明会で代表の伊藤が「ビジョンに合っていれば、どんなことでもチャレンジできる」と話す様子に私もワクワクし、入社を決めました。


現在の業務内容
現在はムラカラ事業部で、センター長兼支援員として働いています(2023年1月時点)。
ムラカラは2020年秋に、奈良県の下北山村でスタートしました。主に都市部でメンタル疾患を発症した方向けのサービスです。半年から1年程度、利用者さんに村に滞在していただき、健康管理やストレス対処法の体得、今後の生き方や働き方について考える機会を提供しています。そのときは、一人ひとりに適した取り組み内容を、利用者さんとともに検討することを大切にしています。
センター長としては、「本音で接し合えるチーム作り」を心がけています。ムラカラを支えるスタッフが一丸となって利用者さんのご支援にあたれるようにするためです。例えば、自分の気持ちを伝え合う時間を設けています。日頃の感謝や相手の強みだけでなく、他のスタッフの言動に対して違和感を感じたら、それも率直に伝え合う。ただその際、一方的に自分の意見を押し付けるのではなく、まずはその言動の裏にある相手の背景を確認するように心がけています。さらに、リーダーである自分自身も、苦手なことや最近の悩みを他のスタッフに共有することで、部署全体で我慢せずに率直に言い合えるような雰囲気を作るよう努めていますね。


社外イベントに参加し掴んだ、
新規事業立ち上げのチャンス
ムラカラ立ち上げのきっかけは入社3年目に参加した、奈良県と下北山村共同主催の「都市と村の繋がり方を考えるワークショップ」です。
当時はリヴァトレでうつ病の方の支援業務を行っていたので、利用者さんに「都市部とは異なる生き方や働き方」の提案するための知見を深めたいと思い、参加しました。
奈良県にも、下北山村にも縁がなかった私ですが、滞在する中で東京にはない文化や価値観がたくさんある場所だと感じました。その気づきをもとにイベント内で「リヴァトレ利用者向けの下北山村短期宿泊ツアー」を発案したところ、県や村の職員の方々に好評で。イベント参加から3ヶ月ほど過ぎたころ、県職員の方の後押しもあり、リヴァと奈良県と下北山村で協定を結び、ツアーを実施することが決まりました。
そこからツアー開催までの約2か月間は無我夢中でした。プロジェクトリーダーとして、企画から集客、地域内の調整などを一気に行わなければならなかったのですが、壁にぶつかるたびに同僚や地域の方々に相談し、「最後までやり遂げる」という経験をすることができました。
3年間続いたプロジェクトは、少しずつ形を変え、企画への参加者も増加。2020年秋には事業化し、いまに至ります。
(プロジェクトの内容は詳しく知りたい方はこちら)
質の良いサービスを継続して提供するということは難しさもありますが、ムラカラを通じて再出発された方を何人も見送る中で、やりがいも感じています。新しいチャレンジをする時にはいつも、不安げな自分が顔を見せますが、そんな自分も認め、一人で無理せず仲間の力を頼って課題を乗り越えていきたいです。
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