
【参加者募集!】うつ病の方を支えるご家族のために 家族支援『テトテ』vol.01
2017年08月15日
「オムソーリ/ハビトゥス」は
「リヴァトレ」に名称を変更しました
「オムソーリ/ハビトゥス」は
「リヴァトレ」に名称を変更しました
liva magazine
2018.04.12
こんにちは、リヴァトレスタッフの大倉です。
3月10日(土)、リヴァトレ品川にて「ご家族コミュニティ『テトテ』vol.3」を実施しました。
今回はうつ病や適応障害、不安障害、双極性障害などを患っている方のパートナー7名にご参加いただき、2時間にわたりワークショップを行いました。
(前回の実施報告はこちら)
「ご家族コミュニティ『テトテ』」は、うつ病等を患う方のご家族が「自分のことも大切にしながら、前向きに、パートナーと共に回復過程を進める」ことを目指すコミュニティです。
うつ病の方のご家族向けコミュニティサイト『encourage』を展開している株式会社ベータトリップ様と共同で運営をしました。
今回は男性3名と女性4名が参加されたので、男女の2グループに別れて実施。普段はなかなか話せないことをよく似た境遇の方と話せる、よい機会になったように思います。
悩ましい話題が多い中でも、たくさんの笑顔が見られました!
ベータトリップ・林様(右)とリヴァトレスタッフ・大倉(左)
今回は、まず最初に株式会社ベータトリップの林様と、うつ病の当事者会を開くなど当事者として活動されている鈴木様のトークセッションを実施。
その後、「すきっとコラム」と「セルフケアリスト」という2つのワークを行いました。
来場された方からの質問について、林様と鈴木様はご自身の実体験を踏まえながら回答されました。
「パートナーの調子が悪い時には、どんな声をかけたらいい?」
「パートナーが働いている会社とのやり取りはどうしたらいい?」
といった質問があり、皆さんが公私にわたる様々なことに戸惑っていることがよくわかりました。
認知行動療法の手法を応用した「すきっとコラム」では、1枚のシートのなかに、日常生活の中で「モヤモヤ」や「イライラ」、「心配な気持ち」などを感じたシーンを書き出しました。
シートには、シーンごとに「自分の気持ち」と「自分の考え」、そして「相手の気持ち」と「相手の考え」といった項目に沿って書き出していきます。
普段は頭の中で考えていることをあえてアウトプットすることによって、よりよく整理することができるのです。
最後の項目では、今後同じようなことが起きたらどう対処するか、これまでの経験を踏まえて記入します。そして「いま経験していることをこの先にどう活かすか」を考えていただきました。
その後、「すきっとコラム」をベースに、フリートークを行いました。
お互いに共感したり、ケースに応じた自分なりの対処法を紹介しあったりしながら、考えを整理する時間になったように思います。
パートナーに対するコミュニケーションに悩まれる方も多かったため、スタッフからは「よりよい伝え方」のポイントについてアドバイスさせていただきました。
「セルフケアリスト」は毎回必ず行うワークで、「自分を大切にするためにできそうなこと」を見つけていくものです。
「すきっとコラム」で扱うのは、「楽しいこと」ではなく「日常での困りごと」ですが、そうしたネガティブな面に目を向けるのは、それなりに辛いことですよね。
そこで、少しでも気持ちを楽にするため、ご自身のポジティブな面を見つめる時間を設けているのです。
「自分を労わるために、何をしようかあれこれ考える」。これだけでも、とても穏やかな気持ちになれるのではないでしょうか。
参加された方の感想を一部ご紹介します。
「自分がどうすれば良かったのか、整理して再確認することができました」
「言葉にしてみることで、自分の気持ちに気づけた」
「『すきっとコラム』のように改善策を建設的に考えたいと思いました」
「同じように家族を持った人話して共感し、笑うことができた!」
「毎日ため込まず、すっきりする時間を持つことが悪いことではないと思えた」
テトテは今回で3回目の開催となりましたが、境遇のよく似た方同士が、理解・共感しあえることは本当に貴重なのだなと実感しています。
匿名での参加ができるので、その点でも「普段話せないことが話せる場所」になっているのかもしれません。
初めての方の参加が多いため最初のうちは緊張感もありますが、誰かに話せる・相談できるという体験をしてみていただけると、パートナーに対する受け止め方も変わってくるかもしれないなと感じています。
今後の開催が決まりましたら、弊社のWEBサイト「リヴァマガ」でご案内をさせていただきます。
「ご家族コミュニティ『テトテ』」は、ニックネームでも参加できる“安全な場所”です。
今までご参加いただいた方たちの中には、リヴァトレの利用者さんやOBOGの方のパートナーもいらっしゃいますが、リヴァトレとは全く関係のない方たちも同じくらい参加されています。また、ほとんどの方が初めての参加です。
参加を悩まれている方もぜひ一度、お気軽にご参加ください。
(大倉)
自分らしく
生きるための
インフラをつくる
幸せのカタチは、十人十色、人それぞれ。
他人のモノサシで測った「素晴らしい人生」よりも、
「自分に正直な人生」を生きた方が、きっと幸せだと思う。
だから、一人でも多くの人の「自分らしい生き方」をともに探し、
「何度でもチャレンジできる仕組み」を提供していく。
それが、私たちリヴァの夢であり、仕事です。
うつや躁うつで
働けていない
リヴァトレに通う
自分らしく働く
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変化に対応するものが生き残る、というけれど
「対応する」ってなんだか息苦しい。
自ら変化を起こせば、自分らしさがもっと活きて、きっと楽しい。
そんな人がたくさんいる社会は、絶対に面白い。
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